savaのいちにち いっこ2025総集編①
- chocogorilla
- 2 日前
- 読了時間: 2分
『-沖展 準会員賞受賞作品-
ノグチゲラ -戦後80年 沖縄平和発明フォーラム2025』
・
今年は色んなことがありすぎてつい忘れがちですが、
1月沖展の準会員賞を受賞しグラフィックデザインの会員になれたのも2025年。
2連作のうちのノグチゲラが受賞しました。



描き始めたのはちょうど去年のこのあたりの時期。
実家に帰省しながら夜な夜な野原さんとLINEでやりとりしながら構想を膨らませました。
【戦後80年のポスターを描く】
ということまでは決めていましたが、
「ハッ」と言わせたい、グサリと刺さるキャッチのポスターを作りたい。と。
最初は
こどもたちが「まだ戦争してるの?」と純粋に聞く、とか。
絶滅危惧種の生き物がまだこの島で生きていたいと願うヤンバルクイナが思いつき...
リュウキュウヤマガメの歩く速度よりも平和の実現が遅いなんてというのも面白い。
そしたらポンっとノグチゲラが出てきて。
そんなノグチゲラがエサとして狙う虫たちは🐛
美味しいものがいいのか、不味いものがいいのか...。
和田誠風というのか、柚木沙弥郎風な虫たちは実はみんな『社会に無関心な人間たち』。そりゃ美味しいわけがない。

ブラッシュアップを重ねると、
木の幹に何の意味もなく描いていた幾何学模様にも意味を込めたらと野原さんのアイデア。
こんな言葉を模様化して入れています。
⇩
『私たちはもう黙っていてはいけないのです。』
仲宗根郁子
沖縄婦人連合会会長 1969年
『みなさんの地元、住んでいる所、故郷で同じようなことが起きたらどう思いますか。』
元山仁志郞
辺野古県民投票の会代表 2019年

一つの作品を作り上げるとき
みなさんもきっと山ほど没作品が生まれるでしょう。
私も普段はあまり没ものは見せませんが
今回はこの過程がとても大事な作業でしたので
順を追ってご紹介しました。
今年も色んなことがありました。
戦後80年の年に
グラフィックで表現できてよかったです。













































































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