写真作品-Ftenma, Summer, 2018
先日、仕事先の知人に「savaさんは写真は撮らないの?」とふと聞かれたので、
今年もあと数日で終わることですし、今年の夏に宜野湾市普天間をまちあるきした際の写真作品を載せたいと思います。
絵本作家になる元というか、きっかけは大学時代。
父が使わなくなって実家に置いてあったOLYMPUS PENにフィルムを入れたらとても面白い写りをしたので、そんなハーフフィルムカメラで写真を撮り、そこに詩を添えたものを製本し、友人や彼氏にぴったりの思いを伝える手段としてよくプレゼントしていました。
数冊作っていくうちに、写真を絵に変え、絵と文の組み合わせが面白いと思うようになり絵本を描き始めました。
その頃はよくいろんなまちをじっくり歩いてみるのが好きで、小さなディテールにタイトルやこんな詩があうのでは、と考えながら歩くのが楽しくてよくカメラを片手にまちあるきをしていたものです。
今夏にひさしぶりに懐かしい普天間のまちを歩いてみると、やっぱり写真も楽しいなと思います。
写真作品だけだと自分は力が弱くてファインダーの中でどう受け止めていいかわからなくなりますが、そこに詩をのせることで主人公が浮かび上がったり、みえない世界と繋がれたりするのでこの組み合わせが好きなんです。
Ftenma, Summer, 2018